【株用語】指値・逆指値
いずれも感情に左右されず機械的に取引をする為には必須のものと考えています。
【指値】
売買価格を指定して発注する方法です。具体的には、、
買いの指値:「〇〇円以下で買う」と指定し、株価がその指定した価格以下になったら購入するよう指定して発注すること。
売りの指値:「〇〇円以上で売る」と指定し、株価がその指定した価格以上になったら売るように指定して発注すること。
【趣旨・使い時】
事前に指値設定しておくことで、買いそびれ・売りそびれを防ぐことができます。
例えば、、、
①株価1,000円で購入した銘柄が10%上昇したら売ろうと考えていた際に、
事前に1,100円で売るという売りの指値を入れておくことで、後はほったらかしにしておOKになります!
②ある銘柄の株価が1,000円になったら自身の投資基準を満たすと考えた場合に、
事前に1,000円以下になったら買うという買いの指値を入れておくことで、後はほったらかしにしておいても買いそびれが防げます!
また、売買の一定ラインを機械的に事前に定めておくことで、その時々の感情に左右されずに機械的に売買できるようになります。(個人的にはこれが一番のメリットだと思います。)
例えば前述の①の例で、指値を入れず、株価が一時1,100円を超えたものの、もっと上がるだろうと目論見数日置いていたら990円まで下落し、売るに売れなくなり次の投資に資金を回せなくなってしまった、、といったことを防ぐことができます。
【逆指値】
指値と同様に売買価格を指定して発注することは同じですが、売買が成立する条件が逆になります。具体的には、、
買いの逆指値:「〇〇円以上で買う」と指定し、株価がその指定した価格以上になったら購入するよう指定して発注すること。
売りの逆指値:「〇〇円以下で売る」と指定し、株価がその指定した価格以下になったら売るように指定して発注すること。
【趣旨・使い時】
指値同様に事前に設定しておくことで、買いそびれ・売りそびれを防ぐことができます。
この3パターンの使われ方が多いと思います。
①損切(ストップロス)
株価1,000円で購入した銘柄が990円まで値下がったら売ると事前に設定しておくことができます。
このように一定の値下がりラインを設定しておくことで損失の拡大を防ぐことができます。損切は心理的にはしずらいですが事前に設定しておくことで機械的に損切ができるというのがメリットです。
(損切せずとも値上がりし続けてくれるのが一番ですが、、笑)
②上昇買い
株価が950円前後を推移していた銘柄が1,000円を超えたら買うといった設定をしておくことができます。
いわゆる上昇局面に入ったと判断できるタイミングを逃さずに買いを入れることができます。
③利益確定売り
元々900円で購入した銘柄が1,100円まで上昇しているが、まだ上昇すると思うので持ち続けたい。ただ急に値下がりした場合に備えて1,000円まで値下がったら売りと設定しておくことで100円分(1,000円-900円)分の利益は確保しておくことができます。
度々ですが、売買の一定ラインを機械的に事前に定めておくことで、感情に左右されずに機械的に売買し安定的かつ再現性高い取引実績を残していけるようになると考えています。
(自分もできるようにならねければ、、、)